過去記事
1.伊豆半島編/伊豆諸島編/迷走編/淡路編 2.四国編/九州編/瀬戸内編 3.北陸編/房総編/能登半島編
4.佐渡編/紀伊半島編/渥美・知多半島編 5.伊那編/茨城編/西伊豆編 6.京都再訪/沖縄編/遠野編
7.九州北部編/伊勢志摩編/東青森編 8.福井編/仙台・山形編/南滋賀編
9.富山編/秋田前編/秋田後編/中静岡編 10.岩手編/奥多摩編/東北の西北編 α.沖縄散見
4.佐渡編/紀伊半島編/渥美・知多半島編 5.伊那編/茨城編/西伊豆編 6.京都再訪/沖縄編/遠野編
7.九州北部編/伊勢志摩編/東青森編 8.福井編/仙台・山形編/南滋賀編
9.富山編/秋田前編/秋田後編/中静岡編 10.岩手編/奥多摩編/東北の西北編 α.沖縄散見
紀伊半島編_1~3日目 [旅行記]
以前に佐渡島編の予告をしておいてなんですが、2002年の夏に、初の長期野宿旅行に行った際の写真が出てきましたので、ダイジェスト的にまとめてみたものをアップします。
※データ・フィルムは消失しておりますので、今回の記事は写真をスキャナーで取り込んだものとなります。
1日目
三重・四日市駅へ到着。
当然貧乏旅行ゆえ、青春18切符を使用したは良いのですが、朝から乗り通しで流石に腰が痛いです。
途中、名古屋で昼食を食べに降りたのが、唯一の休息。
駅蕎麦のダシが澄んでおり、一足先に関西を感じました。
今夜の寝床。
駅周辺にて見つけた、川沿いの遊歩道。
タイルの上…はまだ良いとして、川が横にあるのに蚊対策を全く取っておらず、当然ながら夜を通して蚊の襲撃に悩まされることに。
この頃はまだ野宿のノウハウが確立しておらず、あわや自滅しかけたことも幾度かあります。
2日目
翌朝、腫れぼったい顔をこすりつつ、出発。
辺りには工場が立ち並び、重低音が響きます。
現時点の予定は、懐と相談しつつ、紀伊半島一周出来るかな…といった具合。
海沿いに向かって出発します。
廃倉庫?
海に出ました。
波の跡が砂浜に線を残します。
防波堤にて。
崩壊しつつある廃墟。
海沿いになぜかあるポンプ。
見た感じ、現役の様ですが…?
予想ですが、この施設に海水を引くためのものと思われます。
塩田?
さっきから、炎天下がこたえます。
脱水症状の危険を感じたので、津駅まで電車移動することにします。
津にて銭湯に入り、とりあえずさっぱりしました。
…で、駅前の地下街を今夜の寝床にしたのですが、今にして思えば職質直行コースのダメダメな場所です。
いつまでも明るいし、人通りはそれなりにあるしで、たまらず深夜2時頃、市内の公園へ避難。
当時は市内の公園で野宿≒からまれる、と考えていたようです。
3日目
翌朝。
寝不足です。
洗濯物が乾くまで、日影で仮眠をとることにします。
ちなみに、ここで言っている洗濯とは…
①ビニール袋に洗濯物と石鹸を入れ
②水を入れて、揉み洗い
③ゆすいで、しぼって
④干したら終わり。
…以上の蛮行を指します。
大体乾いたので、市内の探索へ。
三重県立博物館へ。
中の写真を取り忘れましたが、オオサンショウウオと対面するなど、なかなか面白かった記憶があります。
午後からはまた電車移動。
薄眼で見ればクエスチョンマーク(?)に見えなくもない、と一部で評判の、津駅の標識。
適当な駅で降りて。
川を渡る鉄橋。
スタンド・バイ・ミーごっこと行きたいところですが、あいにくその度胸はありません。
さらに再び電車移動。
特にコレと言った理由もなく、二木島駅で下車。
深い入り江独特の、穏やかな波。
2002年の夏、三重~和歌山にかけて出没した不審者。
肩にかけたタオルが、なんと言うか末期的。
背後には、熊野の山々。
しばらくここ(二木島)で写真を撮ってることにします。
一見川の様ですが、潮の香りで海とわかります。
特にコメントなし。
ここの近くで、
婆様「アンタ、サカモトさん?」
私「いえいえ、違います」
婆様「あらぁ、アンタァ、サカモトさんにそっくりだぁ」
私「はぁ…」
…と、こんな会話がありました。
私は東北出身なので、多分サカモトさんとは関係ないハズ…?
シャボン玉で遊ぶ子供たち。
ぼちぼち日も暮れ出しました。
二木島から再び電車移動して、有井駅にて下車。
適当に夕食を済ませ、駅のベンチでぼちぼち寝るかと思っていた矢先、とうに終電も過ぎたハズなのに40代くらいの男性が駅にやってきました。
簡単な自己紹介をしたところ、なぜか東西の味談義に発展。
小一時間ほど盛り上がった結果、秘伝の刺身ダレのレシピを教わったところで、お開きとなりました。
なお、帰り際に「ここで寝てると警察が来るかもね~」とのお言葉を残して行かれましたが、案の定深夜に見回りの警官が駅に。
人生発の職務質問となりました。
以上、紀伊半島編1~3日目でした。
いかんせん残っている写真が少ないため、伝わりにくい箇所も多分にあると思いますが、ご容赦ください。
ちょっと気になること
オンラインショッピングモールの「カラメル」で、世界1周してさらに報酬として100万円がもらえるという仕事の求人が開始されました。
仕事内容は各国で雑貨を買い付けるというもので、買った物の売り上げに応じて合計最高報酬は200万円にもなるそうです。
記事:世界1周して100万円がもらえる仕事の求人募集が開始
…だそうで。
関連記事:
紀伊半島編_1~3日目 ←Now!
紀伊半島編_4~6日目
紀伊半島編_7~9日目
紀伊半島編_10~11日目
※データ・フィルムは消失しておりますので、今回の記事は写真をスキャナーで取り込んだものとなります。
1日目
三重・四日市駅へ到着。
当然貧乏旅行ゆえ、青春18切符を使用したは良いのですが、朝から乗り通しで流石に腰が痛いです。
途中、名古屋で昼食を食べに降りたのが、唯一の休息。
駅蕎麦のダシが澄んでおり、一足先に関西を感じました。
今夜の寝床。
駅周辺にて見つけた、川沿いの遊歩道。
タイルの上…はまだ良いとして、川が横にあるのに蚊対策を全く取っておらず、当然ながら夜を通して蚊の襲撃に悩まされることに。
この頃はまだ野宿のノウハウが確立しておらず、あわや自滅しかけたことも幾度かあります。
2日目
翌朝、腫れぼったい顔をこすりつつ、出発。
辺りには工場が立ち並び、重低音が響きます。
現時点の予定は、懐と相談しつつ、紀伊半島一周出来るかな…といった具合。
海沿いに向かって出発します。
廃倉庫?
海に出ました。
波の跡が砂浜に線を残します。
防波堤にて。
崩壊しつつある廃墟。
海沿いになぜかあるポンプ。
見た感じ、現役の様ですが…?
予想ですが、この施設に海水を引くためのものと思われます。
塩田?
さっきから、炎天下がこたえます。
脱水症状の危険を感じたので、津駅まで電車移動することにします。
津にて銭湯に入り、とりあえずさっぱりしました。
…で、駅前の地下街を今夜の寝床にしたのですが、今にして思えば職質直行コースのダメダメな場所です。
いつまでも明るいし、人通りはそれなりにあるしで、たまらず深夜2時頃、市内の公園へ避難。
当時は市内の公園で野宿≒からまれる、と考えていたようです。
3日目
翌朝。
寝不足です。
洗濯物が乾くまで、日影で仮眠をとることにします。
ちなみに、ここで言っている洗濯とは…
①ビニール袋に洗濯物と石鹸を入れ
②水を入れて、揉み洗い
③ゆすいで、しぼって
④干したら終わり。
…以上の蛮行を指します。
大体乾いたので、市内の探索へ。
三重県立博物館へ。
中の写真を取り忘れましたが、オオサンショウウオと対面するなど、なかなか面白かった記憶があります。
午後からはまた電車移動。
薄眼で見ればクエスチョンマーク(?)に見えなくもない、と一部で評判の、津駅の標識。
適当な駅で降りて。
川を渡る鉄橋。
スタンド・バイ・ミーごっこと行きたいところですが、あいにくその度胸はありません。
さらに再び電車移動。
特にコレと言った理由もなく、二木島駅で下車。
深い入り江独特の、穏やかな波。
2002年の夏、三重~和歌山にかけて出没した不審者。
肩にかけたタオルが、なんと言うか末期的。
背後には、熊野の山々。
しばらくここ(二木島)で写真を撮ってることにします。
一見川の様ですが、潮の香りで海とわかります。
特にコメントなし。
ここの近くで、
婆様「アンタ、サカモトさん?」
私「いえいえ、違います」
婆様「あらぁ、アンタァ、サカモトさんにそっくりだぁ」
私「はぁ…」
…と、こんな会話がありました。
私は東北出身なので、多分サカモトさんとは関係ないハズ…?
シャボン玉で遊ぶ子供たち。
ぼちぼち日も暮れ出しました。
二木島から再び電車移動して、有井駅にて下車。
適当に夕食を済ませ、駅のベンチでぼちぼち寝るかと思っていた矢先、とうに終電も過ぎたハズなのに40代くらいの男性が駅にやってきました。
簡単な自己紹介をしたところ、なぜか東西の味談義に発展。
小一時間ほど盛り上がった結果、秘伝の刺身ダレのレシピを教わったところで、お開きとなりました。
なお、帰り際に「ここで寝てると警察が来るかもね~」とのお言葉を残して行かれましたが、案の定深夜に見回りの警官が駅に。
人生発の職務質問となりました。
以上、紀伊半島編1~3日目でした。
いかんせん残っている写真が少ないため、伝わりにくい箇所も多分にあると思いますが、ご容赦ください。
ちょっと気になること
オンラインショッピングモールの「カラメル」で、世界1周してさらに報酬として100万円がもらえるという仕事の求人が開始されました。
仕事内容は各国で雑貨を買い付けるというもので、買った物の売り上げに応じて合計最高報酬は200万円にもなるそうです。
記事:世界1周して100万円がもらえる仕事の求人募集が開始
…だそうで。
関連記事:
紀伊半島編_1~3日目 ←Now!
紀伊半島編_4~6日目
紀伊半島編_7~9日目
紀伊半島編_10~11日目
123記事目ですね、当地の家の脇の国道は123号国道です。
これだけ色々あると野宿放浪記が書けそうですね。
by 旅爺さん (2009-12-27 09:27)
三重から和歌山県も一周したのかな。だとしたらいい思い出だね。
by enosan (2009-12-27 09:48)
そうか、河原は蚊対策、駅は明るさ対策、公園はいたずら対策?
野宿のノウハウが良く解る記事でした。(笑)
by Around50 (2009-12-27 11:21)
ご訪問ありがとうございます。
by mwainfo (2009-12-27 11:21)
ハードな旅行ですね。
今だと漫画喫茶に泊まるのが安くていいですね。
by たかぼん (2009-12-27 15:41)
父が津の出身なのですが、一度も行ったことがなくて、こんな感じなんだ~とちょっと感動しました。
野宿しながらの旅なんですね、スゴイです!
by ichi (2009-12-27 19:17)
> 旅爺さん 様
言われてみれば、記事も結構な数となりました。
野宿放浪記、需要があれば書いてみたいところです。
> enosan 様
>三重から和歌山県も一周
そこら辺の顛末は、今後の記事にておいおい語らせていただきます。
乞うご期待下さい。
by IZFU (2009-12-28 01:33)
> Around50 様
お仕事も一山越えられたようで、まずはお疲れさまでした。
>河原は蚊対策、駅は明るさ対策、公園はいたずら対策
駅は高確率で警官が見回りに来ますが、その分安全でもあったりします。
また、市街地等では先住民の方々のテリトリーがあるため、野宿は避けたいところです。
> mwainfo 様
こちらこそ、ご訪問ありがとうございました。
ブログ、興味深く読ませていただいております。
by IZFU (2009-12-28 01:42)
> たかぼん 様
確かに漫喫も安く上がるんですが、どうも野宿癖が染みついてしまいまして。
日常生活の中でも、公園に行ったときに真っ先にベンチに目が行く体になってしまいました。
> ichi 様
津は静かで、(野宿していても安全な)いい街でした。
是非、一度寄られてみてはいかがでしょう。
by IZFU (2009-12-28 01:53)