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京都再訪(京都水族館編) [旅行記]

京都に行った目的はいくつかあるのですが、その一つが今回の京都水族館です。
ここは国内でも例を見ない…詳しくは記事にて。

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京都駅から歩くことしばし。


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いきなりですが、ここ京都水族館は国内最大規模のオオサンショウウオの展示で知られています。
鴨川を再現した流水の水槽には、かなりの数のオオサンショウウオが(他の方の動画)。
特別天然記念物であるはずのオオサンショウウオがなぜこんなにいるのかについては後述。


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こちら、日本原産のオオサンショウウオとなります。


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こちらは中国原産の、その名もチュウゴクオオサンショウウオ。


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最期にこちらは、いわゆる日中のハーフとなります。
近年、鴨川では食用目的で輸入されたチュウゴクオオサンショウウオが脱走(放流?)の末に定着し、国産のオオサンショウウオと交配が進んでいる、という問題があります。
種の保全の観点から、こちら京都水族館では交配種を捕獲・回収し、例の水槽にて飼育しています。


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ちと目先を変えて。
ブースの一角にはこんなコーナーも。
大体欲しい。


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山椒の香りがするからサンショウウオと呼ばれていますが、なんと本物の山椒と嗅ぎ比べができます。
個人的にはサンショウウオの方が…なんか爽やかな気が…。


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再び大水槽。
まぁ交配の問題については、当人達にとってはあずかり知らぬ話なわけで。
中国でも希少となっているオオサンショウウオなだけに、安易に駆除するでなく展示飼育というのは、うまい落とし所ではないかと。
(シビアな話、イメージもありますしね。これが昆虫とかなら駆除しても大してクレームも来ないでしょうし。)


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両生類ブース。
尻尾を振り回すオオサンショウウオ幼生。


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引きこもるオオサンショウウオ幼生。


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蛙もいます。


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我、関せず。


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両生類ばっかり書きましたが、海洋の水槽もちゃんとあります。


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昇天するエイ。


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地をはうエイ。


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漂うミノカサゴ。


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なんだったっけなこの水槽…?


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有毒ウニ・ガンガゼ。
刺に毒があり、かつ脆いため、刺さると体内でホロホロと崩れるという極悪仕様。


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煮付けにすると美味しそうな顔してますね。


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この派手な奴、美ら海水族館でも見たな…。


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窓枠風の木目調の水槽と、ガラス一面に張り付くミズダコ。
こういうB級モンスター映画をどっかで見た気がします。


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オウムガイ。


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先日、出来心で「オウムガイ 味」で検索したらこんなページが…。


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カブトガニは普通に食用にする地域があるそうで。


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クラゲは詳しくありません。


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気怠げに積み重ねるクラゲ。


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京都水族館限定のガチャポン。
2回やった結果、親睨と源五郎。
うむむ、せめて鱧は欲しかったところです。


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京都の希少生物を集めた山紫水明ゾーン。
この子は…種類名なんだっけ…?


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ダイナミックなポーズを取るヒキガエル。
水槽の照り返しが残念。


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大体一周しました。


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帰る前にもう一度じっくり見て行きます。


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虚無。


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チュウゴクオオサンショウウオは体色やイボの形が異なります。


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大水槽。
ブレ気味なのは照明や私の腕もありますが、思いの外活発に動く彼らも一因です。


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数十枚撮りましたが、まともに使える写真がほとんどありません。
オマケに水槽をヒキで撮るのを忘れてたり。


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肺呼吸する生物なので、割りと頻繁に水面に顔を伸ばす様子が見られます。


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100年以上の寿命を持つ生物ということもあって、この水槽に収まりきらない交雑種の受け入れ先が決まっていなかったりと、問題は根深いです。
いっそ食用を解禁…あー駄目だ食用になるまで年数かかりすぎだしその結果乱獲されそうだし。


次回、その他諸々へ。
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kanageohis1964

こんにちは。

オオサンショウウオ、なかなか元気そうですね。
オオサンショウウオの公的な飼育記録が、未だにシーボルトが持ち帰った個体の50年強になっている訳ですが、京都には是非それを更新していただきたく…。半世紀も先だとちょっと見届けられそうにありませんが。
by kanageohis1964 (2014-06-10 12:01) 

IZFU

kanageohis1964様

コメントありがとうございます。
1メートルの巨体が大量にうねうね動く様子はインパクトありました。

>シーボルトが持ち帰った個体の50年強
これは存じませんでした。
京都水族館に限らなければ飼育10年目の水族館とかあるかもしれませんね。
いずれにしてもはるかに先ですが…。
by IZFU (2014-06-11 21:32) 

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