心霊散歩 八王子編 1：八王子城跡

先日、一晩かけて八王子の心霊スポットを数ヶ所ハシゴしてきました。
東青森編の途中ですが、全4回でその様子をお届けします…。

■八王子城跡

・解説
高尾駅から北にしばらく進んだ先にある城跡、八王子城跡。
かつて北条氏が治めていた城でしたが、1590年に秀吉によって攻め滅ぼされました。
落城の際、城に残された婦女子は死を選び、ある者は城内の滝に身を投げ、またある者は短刀で自害し、滝は三日三晩血で染まったそうです。
悲劇の舞台となった、「御主殿の滝」が最も噂されるポイントだとか。


高尾駅を出ました。
現在23時。



こんな時ですが、ほぼ条件反射でマンホールをチェック。
浄瑠璃？



結構距離があります。
今回は歩きで回る予定。



地図があったのでチェック。
滝は御主殿跡近くと思われます。



まさか北条氏も後の世でゆるキャラにされるとは思うまい…。
あと出世大名家康くんとの関係が気になる。



城跡への道。
立派なお屋敷もありますが、基本的に普通の住宅地ですかね。



ビジターセンター。
この先が城跡です。



いかん、一切灯りが無い。
手持ちの懐中電灯で照らしてもこんなもの。



時期は2月中旬。
まだ雪が残っています。



滝へ続く林道。
ここまで来といてなんですが、すごい進みたくない…。



道の脇を細いせせらぎが流れています。
恐らくこれを遡れば滝へ着くはず。



ふいに、唸るような声が聞こえる。
起動しっぱなしのカメラが自動でOFFになった音でした。



穏やかな表情の石仏がありました。



このゲートの先が、御主殿跡。
鎧武者の霊などの目撃情報が多いエリアです。



何かあります。
卒塔婆が立てかけられているようです。



慰霊碑ですね。



慰霊碑の隣りに滝についての説明看板がありました。
国定史跡だそうです。
当然ですが、心霊関係についての記述はありません。



目撃情報の中には、滝が血のように赤く染まるというものがあるそうです。
では早速滝へ…と思ったら、冬期は足元凍結の危険があるため立ち入り禁止。
基本的に無理はしない方針なので、無理はしないことにします。



とは言え、このまま引き返すのもなんなので、上流側から回りこんで滝に近づいてみます。



さらさらと流れる清流。



特に怪しいものは見当たりません。
そろそろ引き上げますか。



ちなみに今回一人で来ています。
この写真は三脚で撮影したもの。



帰り際、趣きのある石段を見つけるも、私有地のため散策は断念。


・地図



・総評

最寄り駅	中央本線高尾駅から徒歩40分
心霊現象	落ち武者の霊 / 滝の水が赤く染まる
怖さ Max★5	★★★★
	木々に囲まれた暗い道を懐中電灯だけで進むのは、かなり精神にキます。 雰囲気は十分。
危険度 Max★5	★★★★
	道自体は問題ありませんが、山の中なので野生動物に注意。
オススメ度 Max★5	★★★★
	東京を代表するスポットです。 怖さもそれ相応にありました。
備考	肝試しに来たカップルが乗っていた車に、地元の小学生がこっそり泥の手形を付ける…というサービスいたずらがあるとかないとか。

心霊散歩 八王子編その1、以上です。

次回、八王子トンネル2。

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