東青森編：6日目_4

東青森編6日目の続き。

前回は、キリストの墓へ向かう道々と資料館
…まで。


十字架が二基、向かい合うように建てられています。
片方がキリストの墓と伝えられる「十来塚」。
もう片方はキリストの弟の墓の「十代墓」。



はるか西から東の果てまで延々と旅したキリストが、ここに眠っています。



前回の記事でもちょっと書きましたが、キリストの替え玉としてゴルゴダの丘で処刑された、キリストの弟イスキリの墓。
ここには耳だけが埋葬されているとか。



そしてなぜかイスラエル大使館からの石碑が。
暫定世界一こういうことに面倒くさい国がなんでまた。


正面から。
こちらは十来塚。



鉢植えの花の色は白。



こちらは十代墓。
外見的な違いは見受けられません。



こちらの鉢植えは赤。
花の色は何かの暗示か。



「おらといっしょに ぱらいそさ いくだ！」
半分くらい、これがしたいがためにここに来ました。



緑の中に厳かにたたずむ。



ここでネタ晴らしというかなんというかなのですが、このキリストの墓、戦前に発見された「竹内文書」という資料が基になっています。
詳しい説明はここではしませんが、この竹内文書は偽書の可能性がかな～り高いとされており、少なくとも歴史的な価値はほぼないと断言してしまってよい様です。
ここへは曰く付きのB級スポットを見に来たという野次馬根性が残り半分でしたが、なんというか思いの他、地元の方の本気 (キリストの墓の真贋ではなく) を感じられた、ナイス観光スポットというのが感想でした。



さっきキリストの墓で見た観光地図よれば、この近くには「大石神ピラミッド」なるものがあるとのこと。
ここまで来たからには、行くしかありますまい。



謎のサイロ状の塔が気になる廃墟。



廃棄されていた幼稚園バス。
顔が…。



裏側。
ノーコメント。



この先十和田湖へ抜けます。
かなり先ですが道の駅もあるので、今夜はそこでの野宿も考慮に入れておきます。



また発見。
やっぱりサイロか何かなんでしょうか。



なんと公の案内板にピラミッドの文字が。
マジか。



経験上、この手の看板の距離表示は、実際は1.5倍くらいあるのがほとんどですた。



実は今、手持ちの食料が全く無い状態。
…なんとかなるでしょ。



延々と変化の無い道を歩くと、精神的にも長く感じます。



この道で合っているのか不安になってきたころに、入り口がありました。


東青森編6日目その4、以上です。


次回、割と波乱万丈の東青森編6日目ラスト。


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