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心霊散歩 鎌倉編 1:腹切りやぐら [心霊散歩]

少々季節外れですが、心霊散歩を始めます。
今回の舞台は、鎌倉。

■腹切りやぐら

・解説
1333年、新田義貞に攻め入られ、鎌倉幕府が滅亡しました。
幕府最後の執権である北条高時は、一族郎党とともに鎌倉の東勝寺近くのやぐら(ここでは岸壁に掘られた横穴を指す)で腹を斬って果てました。
落ち武者の霊が出る、付近を通ると気分が悪くなる、などの話があります。


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鎌倉駅の終電で下車。
東勝寺はそう遠くありません。
しかし、街灯の色が不気味。


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歴史ある街だけあって、そこかしこに碑やら祠が。


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急に静かになりました。
この先が東勝寺。


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もう近いようです。


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周囲は闇に覆われて…と言いたいとこですが、実際は民家が普通に立ち並ぶ。


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突き当りにあったのは、夜の山へ伸びる階段。


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面白半分での訪問を禁じる立て看板。


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先ほどの階段を登ってすぐの、分岐する横道。
この奥が腹切りやぐら。


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暗い藪を延々進むことを覚悟していたのですが、ちょっと歩いたら到着してしまいました。


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やぐらは大人が屈めば入れる程度。
構造的に、人力で掘ったものと思われます。


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やぐら内部へ。
お邪魔いたします。


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慰霊の石塔と、奥に立てかけられている無数の卒塔婆。


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この卒塔婆…


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健さん!?


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(実は予習していたのですが)高倉健さんは、北条高時の遠い末裔にあたるそうでして。
ご子孫の、しかも健さんが供養されていたのなら、皆様も安らかに眠っているのでは、と闇の中でほっこりしました。


・地図



・総評
最寄り駅 横須賀線鎌倉駅から徒歩20分
心霊現象 落ち武者の霊 / 気分が悪くなる
怖さ
Max★5
★★★
雰囲気や被写体は申し分ないのですが、いかんせん民家が近いので怖さが半減します。
危険度
Max★5
足元がやや悪いくらい。
オススメ度
Max★5
★★★★
鎌倉駅からそう距離もありませんし、健さんが奉納した卒塔婆だけでも一見の価値があります。
備考 健さん今頃、あちらで北条高時に労われているかもしれません。





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