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9.富山編/秋田前編/秋田後編/中静岡編 10.岩手編/奥多摩編/東北の西北編 α.沖縄散見
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岩手編:7日目_5 / 心霊散歩 一関編:大籠村 [旅行記]
心霊散歩の時間です。
■大籠村
・解説
岩手県南部、宮城との県境にある大籠村。
ここはかつて東北最大のキリシタンの拠点でした。
それだけに江戸期に行われた弾圧は苛烈を極め、おびただしい数の信徒が処刑されました。
現在でも刑場跡を伝える石碑が無数に存在しています。
街頭もない闇の中を進む。
舗装道路なだけマシか。
写真は道端の石碑群。
なんぞおる。
釣り堀の看板でした。
暗い中で見るとやけに不気味。
そう言えば魚ってキリスト教のシンボルでしたっけ。
さてこれは。
…!
ハシバ首塚。
由来を伝える看板。
この岩に切り落とした首と罪状を書いた紙を晒したと書かれています。
うげ。
しばらく進むとまた刑場跡とおぼしき看板。
しかし用水路で隔てられてよく見えません。
足場も悪いしここは見送り。
神経はすり減るし足にも結構きています。
バス停で休憩しようと思ったら中はクモの巣だらけで断念。
灯りの端に何かチョロチョロと動くものが見える。
サワガニさんでした。
上野刑場跡。
実に94名がここで処刑されています。
塚の上には石仏のようなものが。
マリア観音像でしょうか。
フラッシュを焚くと右側にクロスのようなものが見えます。
今夜の寝床候補も近いので、詳しくは明日に回すとします。
処刑に立ち会った代官が腰を掛けたと伝えられる岩。
バスを確認。
明日の昼の便を使えばいいかな。
コンビニは期待するべくもないのですが、自販機はあるのでなんとかなりそう。
地蔵の辻。
ここでは178名が露と消えました。
敷地を囲むように置かれた石碑。
風雨に削られ文字は判別できません。
地蔵の辻から山の方に登ったところにあった首塚。
地蔵の辻で処刑された首をどうにか持ち帰れた遺族がここで弔ったと言われています。
ここらにキリシタン殉教公園というものがあると聞いていたのですが、どうも見当たりません。
そろそろ足が限界と言っている。
闇の中でスマホをいじって情報の収集と統合。
GoogleMapの登録情報が間違っていたようです。
殉教公園到着。
ベンチもありますがどうも朝方降るっぽいので屋根がほしい。
ひとまずベンチで休もうと思っていたところに訳ありげな階段を発見。
今休むともう立ち上がれる気がしないので、最後の力を振り絞って階段を踏み出す。
きっつい。
きっつい。
真っ暗な中の階段登頂は神経もガリガリ削られます。
が、登りきりました。
教会らしき建物もありますがそこらへんはもう明日で。
敷地の端に東屋があったので倒れ込むようになだれ込む。
断熱シートにくるんどいたビールがまだ冷たくて幸せに震える。
哀悼の地ではありますが、ここは生の喜びを堪能させていただくとします。
・今夜の寝床
岩手編7日目、以上です。
次回、大籠キノコ祭り。
■大籠村
・解説
岩手県南部、宮城との県境にある大籠村。
ここはかつて東北最大のキリシタンの拠点でした。
それだけに江戸期に行われた弾圧は苛烈を極め、おびただしい数の信徒が処刑されました。
現在でも刑場跡を伝える石碑が無数に存在しています。
街頭もない闇の中を進む。
舗装道路なだけマシか。
写真は道端の石碑群。
なんぞおる。
釣り堀の看板でした。
暗い中で見るとやけに不気味。
そう言えば魚ってキリスト教のシンボルでしたっけ。
さてこれは。
…!
ハシバ首塚。
由来を伝える看板。
この岩に切り落とした首と罪状を書いた紙を晒したと書かれています。
うげ。
しばらく進むとまた刑場跡とおぼしき看板。
しかし用水路で隔てられてよく見えません。
足場も悪いしここは見送り。
神経はすり減るし足にも結構きています。
バス停で休憩しようと思ったら中はクモの巣だらけで断念。
灯りの端に何かチョロチョロと動くものが見える。
サワガニさんでした。
上野刑場跡。
実に94名がここで処刑されています。
塚の上には石仏のようなものが。
マリア観音像でしょうか。
フラッシュを焚くと右側にクロスのようなものが見えます。
今夜の寝床候補も近いので、詳しくは明日に回すとします。
処刑に立ち会った代官が腰を掛けたと伝えられる岩。
バスを確認。
明日の昼の便を使えばいいかな。
コンビニは期待するべくもないのですが、自販機はあるのでなんとかなりそう。
地蔵の辻。
ここでは178名が露と消えました。
敷地を囲むように置かれた石碑。
風雨に削られ文字は判別できません。
地蔵の辻から山の方に登ったところにあった首塚。
地蔵の辻で処刑された首をどうにか持ち帰れた遺族がここで弔ったと言われています。
ここらにキリシタン殉教公園というものがあると聞いていたのですが、どうも見当たりません。
そろそろ足が限界と言っている。
闇の中でスマホをいじって情報の収集と統合。
GoogleMapの登録情報が間違っていたようです。
殉教公園到着。
ベンチもありますがどうも朝方降るっぽいので屋根がほしい。
ひとまずベンチで休もうと思っていたところに訳ありげな階段を発見。
今休むともう立ち上がれる気がしないので、最後の力を振り絞って階段を踏み出す。
きっつい。
きっつい。
真っ暗な中の階段登頂は神経もガリガリ削られます。
が、登りきりました。
教会らしき建物もありますがそこらへんはもう明日で。
敷地の端に東屋があったので倒れ込むようになだれ込む。
断熱シートにくるんどいたビールがまだ冷たくて幸せに震える。
哀悼の地ではありますが、ここは生の喜びを堪能させていただくとします。
・今夜の寝床
材質 | 木材 |
季節 | 晩夏 |
人通り | 皆無 |
寝心地 Max★5 |
★★★ |
足を伸ばせないので丸くなって寝ましたが、他に大きな問題はなし。 | 危険度 Max★5 |
★★★★ |
思いっきりクマの生息圏です。 蚊取り線香を焚いて対抗。 |
インフラ Max★5 |
★★ |
教会みたいな建物の後ろにトイレがあります。 | |
総合判定 Max★5 |
★★★★ |
こんなところで寝るのもなかなか体験できないと思うのでこのくらい。 | |
備考 | 朝方にさっと降ったので結果論から言うと階段登ってよかった。 |
岩手編7日目、以上です。
次回、大籠キノコ祭り。
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