奥多摩編：1日目_4

奥多摩編続き。

前回は、旧氷川トンネルとタヌキ地蔵
…まで。


タヌキ地蔵の脇には何やら下る道。
時間潰しも兼ねて行ってみる。



ふと足元を見ると、小指の先より小さい筒状に丸められた葉。
これは…



オトシブミの揺りかご。
秋田で見て以来。



オトシブミとは甲虫の一種で、卵を産み付けた葉を上の写真のようにくるりと巻いて地面に落とす習性があります。
孵化した幼虫は安全な葉のゆりかごの中で育つという、不思議な昆虫。



なんぞ看板がある。



ちょっとした公園がありました。
水道に東屋と設備面では悪くないのですが、いかんせん周りが山で獣や虫の襲撃に備えるのが大変そう。
蚊取り線香があればここらへんの不安は多少解消されるのですが、あいにく持ち合わせがない。



時間つぶしにもなったし、温泉に入りに行くとします。
そろそろ人もはけてるかも。
写真はコメツキムシ(オトシブミとは関係なし)。



車道にも大量にオトシブミ。
しかし5月の陽気で熱を持ったアスファルトのせいで、葉が乾きつつあります。
残念ですが、おそらく車道に落ちた組は羽化することはないでしょう。
箒でも持っていれば別ですが、私にできることはありません。



温泉は相変わらず順番待ちでした。
仕方がないので並ぶ。
写真はサイケな羽の蛾。
たぶんオオギンスジハマキ 。



さっと汗を流しただけですがさっぱりしました。



心霊スポット(仮)の旧氷川トンネルを通って奥多摩市街へ。



石仏を発見。
日も暮れてきたしまずまずの雰囲気。



とは言えトンネル自体は普通。



山間の夜が来る。



寝床の目星は着いているので、さっさと行って深夜になるまで仮眠しよう。



タイムズマート。
奥多摩唯一のコンビニ的なお店。
営業時間も21:30までと心強い。
お酒類が充実しているのも頼もしい。



本日の夕食。
いかにタイムズマートとは言え、時間も時間で惣菜は売り切れだったのでパンでしのぐ。


奥多摩編1日目その4、以上です。

次回、鍾乳苑。

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