東北の西北編：8日目_4

東北の西北編8日目その4。

前回は、秘湯探しの道の途中
…まで。


ダムから流れる川。
件の秘湯は川沿いにあると聞きます。



その名もタヌキの湯。
ググっても詳しい道順は出てこなかったのですが、なんとなく気になる公園に到着。
この辺りは圏外なのであとは勘で進むのみ。



公園の外れ。
ここから先は川沿いの道になるのですがやけにりっぱな橋が架かっている。



人が通った形跡はありますが、山菜採りの可能性も。



すいません好奇心で押し通ります。
私有地というわけでもあるまい。



湯気だ！
とは言え湯船があるとかでもなくコンクリの隙間から上がっているのでここではなさそう。



まぁでも方向は合ってたっぽいので先へ。



アレか。
アレなのか。



近づくにはこの心もとないハシゴを降りるしか。
怖いのでカメラとタオルだけ確保してあとは上に置いていきます。



降りてからも足場は決して良くはありません。



どうにか到着。
さてお風呂お風呂。



お風呂…



湯が抜かれていました。
いやそもそも普段はこういうものなのか。



底をお湯がチョロチョロと流れているのですが、そのままパイプから川へ出ていってしまっています。
せっかくなので足湯と思って浸けてみたらえらく熱くてそのままじゃとても無理。
おそらく80度は行ってます。



とりあえずここがタヌキの湯であることは間違いなし。
後ろの黒いパイプから出ているものは水で、さらにバケツも踏まえるとなんとなくわかってきました。



パイプの横に思わせぶりな石があったのでとりあえずパイプにあてがってみる。
…が、特にお湯が貯まるわけでもなし。
はい詰んだ。
今考えたら適当に服でも詰め込んで見るんでした。



パイプから流れ出た湯は…



川へと合流。
流れ着いた先の川の中にある自然物とは思えない真っ直ぐな仕切り。
もしかして川の水が少ないときはこっちはこっちでちょうどいいくらいになるのかも。



合流地点の温度は適温。
ただし半径20センチくらい。



…。



まだ台風通過後で川は増水中。
記念に入って流された場合、他人事なら笑い話にしますが他人ではないのでここまで。



そのうちリヴェンジに来ますのでよろしく。


東北の西北編8日目その4、以上です。

次回、下界とラーメン。

タグ：タヌキの湯 秘湯 野宿