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9.富山編/秋田前編/秋田後編/中静岡編 10.岩手編/奥多摩編/東北の西北編 α.沖縄散見
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宮城県北編:2日目_4 / 心霊散歩 志津川編:旧水界トンネル [旅行記]
※読み飛ばしてください
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時々心霊散歩に「番外編」というのが入ることがありますが、基準としては心霊スポットを日中帯に訪れた場合がこれになります。
その定義に則るとここも明るいうちからの探索なので番外編となってしまうのですが、最終的に暗くなるので本編として扱います。
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■旧水界トンネル
・解説
志津川の山中にある廃道の奥にあるトンネル。
トンネルの壁から白い手が伸びる、悪寒が止まらない、事故多発地帯という噂。
ここが廃道入り口。
ゲートが設けられていますが…
立入禁止って書かれてないからセーフ。
…ANA?
廃道にしては轍の跡がやや目立つ。
だんだん道脇が荒んできました。
ANAが廃道近隣の森を買い取り、環境保護のための管理林として運営しています…という内容。
意義のある事業だと思います。
なので、こそこそ歩く分には見逃していただければ幸い。
廃道では朽ちたカーブミラーは定番ですが、看板として再利用は初めて見た。
路面も荒れてきました。
素敵な光景。
でも落ち葉が積もっていないし定期的に車両が通っているか清掃がされているっぽい。
密林通り越してジャングルじみてきました。
薄汚れた30キロ制限。
聞いたことなさげな鳥の鳴き声はするのですが、鬱蒼としていて姿はつかめない。
道は濡れて滑る。
さっきからブヨ(※)が鬱陶しい。
※ハエとアブとカの嫌なとこ取りの虫。素早くてタフで血を吸ってくる。
ガサガサ音がするも正体は見えず。
また道が整備されだしました。
ANA所有のログハウス。
それなりに奥地まで来たはずなんですが、こうなると件のトンネルは無事なんでしょうか。
ともかく、道は続く。
ん。
鉄パイプで無造作に「通行止」
これだよこれ。
立入禁止とは書いてなかったので。
本格的な廃道散歩が始まる。
ほどなく、正面に黒い何かが見えてきました。
旧水界トンネル。
入り口は藁が詰まった袋で塞がれていました。
立入禁止とありますし、ここは引き下がるしかありません。
これの撤去にはそれこそ重機でも持ってくるしかないでしょうし。
脇からなんとか入れないかな~と。
無理だこれ。
消火器入れ。
中身の有無は見ていないので不明。
引き返します。
空はまだ明るい。
そして向こう側のトンネルの口がどうなっているのか、気になる。
地図で見た限り向こう側周辺も結構な廃道っぽいですが、まだ明るいしなんとかなる…はず!
猛禽類と思われる羽。
詳しい友人に聞いたら「フクロウの仲間じゃね?」とのこと。
行きは気付かなかったのですが、路肩が崩れてはみ出したガードレール。
下界へ。
正面のトンネルは新水界トンネル。
この先に旧トンネル向こう側へ続く道があるはず。
わりかしわかりやすい感じでありました。
難易度は初っ端からハードモード。
こちらは人が立ち入った雰囲気は希薄。
せいぜい山菜採りのじーちゃんばーちゃんくらいか。
落ち葉が積もった道。
方角の関係か、こちらはじっとりと湿っています。
さらにぴょんぴょん跳ねるカマドウマがズボンにぱしぱし当たる。
日が暮れるとブヨがいなくなるのは嬉しい。
こっち側の入り口も塞がれているのは薄々わかっていますが、せめて見て納得はしたい。
トンネル内道巾せまし最徐行。
はばを巾と書くのがいかにも昭和期。
お、正面のあれか。
やはりというか、当然というか。
こちら側の口も塞がれていました。
トンネル内には入れませんでしたが、今こうなっているというのがわかったのでそれなりに満足。
昨夜の「乙女の祈り」もすでに現物がないパターンでしたが、納得できるって大事。
不気味な廃車。
では、ここらで引き上げます。
ゲートを超えて人間の世界へ。
・総評
・続き
近くに眠れそうな場所もなさげだし、あの東屋で寝よう。
真っ暗。
今ならより怖い思いができるかもしれませんが今日はこの辺で勘弁しといてください。
闇の中にゆらゆら浮かぶユリの花。
コンビーニでお酒とご飯買う。
よい探索でした。
・今夜の寝床
宮城県北編2日目その4、以上です。
次回、立て直しと機嫌直し。
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時々心霊散歩に「番外編」というのが入ることがありますが、基準としては心霊スポットを日中帯に訪れた場合がこれになります。
その定義に則るとここも明るいうちからの探索なので番外編となってしまうのですが、最終的に暗くなるので本編として扱います。
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■旧水界トンネル
・解説
志津川の山中にある廃道の奥にあるトンネル。
トンネルの壁から白い手が伸びる、悪寒が止まらない、事故多発地帯という噂。
ここが廃道入り口。
ゲートが設けられていますが…
立入禁止って書かれてないからセーフ。
…ANA?
廃道にしては轍の跡がやや目立つ。
だんだん道脇が荒んできました。
ANAが廃道近隣の森を買い取り、環境保護のための管理林として運営しています…という内容。
意義のある事業だと思います。
なので、こそこそ歩く分には見逃していただければ幸い。
廃道では朽ちたカーブミラーは定番ですが、看板として再利用は初めて見た。
路面も荒れてきました。
素敵な光景。
でも落ち葉が積もっていないし定期的に車両が通っているか清掃がされているっぽい。
密林通り越してジャングルじみてきました。
薄汚れた30キロ制限。
聞いたことなさげな鳥の鳴き声はするのですが、鬱蒼としていて姿はつかめない。
道は濡れて滑る。
さっきからブヨ(※)が鬱陶しい。
※ハエとアブとカの嫌なとこ取りの虫。素早くてタフで血を吸ってくる。
ガサガサ音がするも正体は見えず。
また道が整備されだしました。
ANA所有のログハウス。
それなりに奥地まで来たはずなんですが、こうなると件のトンネルは無事なんでしょうか。
ともかく、道は続く。
ん。
鉄パイプで無造作に「通行止」
これだよこれ。
立入禁止とは書いてなかったので。
本格的な廃道散歩が始まる。
ほどなく、正面に黒い何かが見えてきました。
旧水界トンネル。
入り口は藁が詰まった袋で塞がれていました。
立入禁止とありますし、ここは引き下がるしかありません。
これの撤去にはそれこそ重機でも持ってくるしかないでしょうし。
脇からなんとか入れないかな~と。
無理だこれ。
消火器入れ。
中身の有無は見ていないので不明。
引き返します。
空はまだ明るい。
そして向こう側のトンネルの口がどうなっているのか、気になる。
地図で見た限り向こう側周辺も結構な廃道っぽいですが、まだ明るいしなんとかなる…はず!
猛禽類と思われる羽。
詳しい友人に聞いたら「フクロウの仲間じゃね?」とのこと。
行きは気付かなかったのですが、路肩が崩れてはみ出したガードレール。
下界へ。
正面のトンネルは新水界トンネル。
この先に旧トンネル向こう側へ続く道があるはず。
わりかしわかりやすい感じでありました。
難易度は初っ端からハードモード。
こちらは人が立ち入った雰囲気は希薄。
せいぜい山菜採りのじーちゃんばーちゃんくらいか。
落ち葉が積もった道。
方角の関係か、こちらはじっとりと湿っています。
さらにぴょんぴょん跳ねるカマドウマがズボンにぱしぱし当たる。
日が暮れるとブヨがいなくなるのは嬉しい。
こっち側の入り口も塞がれているのは薄々わかっていますが、せめて見て納得はしたい。
トンネル内道巾せまし最徐行。
はばを巾と書くのがいかにも昭和期。
お、正面のあれか。
やはりというか、当然というか。
こちら側の口も塞がれていました。
トンネル内には入れませんでしたが、今こうなっているというのがわかったのでそれなりに満足。
昨夜の「乙女の祈り」もすでに現物がないパターンでしたが、納得できるって大事。
不気味な廃車。
では、ここらで引き上げます。
ゲートを超えて人間の世界へ。
・総評
最寄り駅 | BTR志津川駅から徒歩3時間 |
心霊現象 | 壁から白い手が伸びる、酷い悪寒、事故が多い |
怖さ Max★5 |
ー |
中に入れなかったので評価不可能。 でも廃道散歩からのトンネルに至る道の迫力なら★3はイケる。 |
危険度 Max★5 |
★★★★ |
自己責任系。できるだけ頑丈な人と行ってください。 | |
オススメ度 Max★5 |
★★★★ |
ほらこう 「山奥の廃道に藁山で両側を塞がれたトンネルがある。 中がどうなっているか誰にもわからない」 ってロマンじゃないですか。 |
|
備考 | 麓の志津川ではうまい海産物が食べられるのでそちらもどうぞ。 |
・続き
近くに眠れそうな場所もなさげだし、あの東屋で寝よう。
真っ暗。
今ならより怖い思いができるかもしれませんが今日はこの辺で勘弁しといてください。
闇の中にゆらゆら浮かぶユリの花。
コンビーニでお酒とご飯買う。
よい探索でした。
・今夜の寝床
材質 | プラスチック製 |
季節 | 晩夏 |
人通り | 無し。 |
寝心地 Max★5 |
★★★ |
やや傾斜があるのが気になる。 それはそれとして、夜半にとんでもない豪雨。 風も強く、シャワーじみた勢いで吹き込んでくるのですが他にアテもないため、「耐える」を選択。 |
危険度 Max★5 |
★★ |
土壌がかなりゆるいかな。 今回みたいな超々・雨上がりだとグズっと3センチ位沈みます。 |
インフラ Max★5 |
★★★ |
トイレ水道あり。 コンビニもそこそこ近い。 |
|
総合判定 Max★5 |
ー |
冷静な判定ができません。 | |
備考 | 苦し紛れに100均の銀シートを被ってみたのですが焼け石に水。 今回は水のほうが強かったけど。 |
宮城県北編2日目その4、以上です。
次回、立て直しと機嫌直し。
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