宮城県北編：3日目_1

宮城県北編3日目。

前回は、旧水界トンネルの探検と土砂降り野宿
…まで。


夜明けとともに雨が上がる。
結局一晩中吹き込み、全てがずぶ濡れ。
手前の緑が手を広げて「やれやれ」ってやってるみたいに見えて無性に腹が立つ。



寝袋がたっぷりと水を吸って重さ3割増し。
バッグのベルトが肩に容赦なく食い込む。



たしか、たしかこっちにコインランドリーがあったはずなんです。



足取りは思い。
風景もなにやら今の心象風景っぽい灰色。



昨日通りがかった仮設商店街。
今立ち寄っても店先を濡らすだけなのでカタをつけてからで。



よっしゃあったー！
違う面から考えると洗濯機を買うまでの生活インフラとしてや、復興工事で出る大量の作業着の洗濯なんかでも使うだろうし、コインランドリーは被災地への設置優先度は高いのかも。



11時くらい。
パリッと乾燥して心も軽い。



モアイ像。
もともとチリと志津川には交流があり、これもイースター島（チリ領）の本物のモアイなんだそうな。
津波で流されましたが、無事発見されて今に至る。



身も蓋もないですが、お金を落としていきたい。
ただでさえ野宿で間借りしているので。



地元謹製、タコのアヒージョとホヤのアヒージョ。
午前中だけど飲んじゃえ。



屋根付きの休憩所でいただく。
昨日ここで寝ればよかったとお思いの方もいるでしょうが、ここ多分警備とか入ってそうだし…。



気を取り直して缶詰。
裏側はこんな感じ。



まずはタコから。
ブリンブリンしてます。
油が染み込んだ吸盤がうまい。



続いてホヤも。



こっちはムチムチ食感。
油でより甘みが増してます。



そろそろBRTで発たなくては。
復興の様子も興味ありますが、ちと今回日程が押してまして。



せめて見れるうちに見れるものを見ておこう。



家もポツポツと建ちつつあります。


以上、宮城県北編3日目その1でした。

次回、ほぼ食べてるだけ。

タグ：ホヤ 志津川 アヒージョ タコ 野宿