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心霊散歩 23区(世田谷・品川)編 3:鈴ヶ森刑場跡 [心霊散歩]

23区(世田谷・品川)編ラストー。

■鈴ヶ森刑場跡

・解説
南品川の刑場跡。
江戸時代の処刑場で、ここでの処刑者は10万人とも20万人とも言われています。
処刑された面々の中には、八百屋お七や丸橋忠弥というビッグネームも。

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これでも4時過ぎなのですが、空はもう明るい。
心霊散歩の旬はやっぱり冬ですね。


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到着。
普通の街中、というか第一京浜に面しており、さっきから轟音を立ててトラックが通っていきます。
道路の規模から考えて、深夜でも交通量はかなりあると思われまっす。


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処刑に使われた礎。


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こちらは火刑台。
穴が丸いのがポイント。


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こちらが磔台。
柱が回転しないように穴が四角い。


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罪人供養と思われる石塔。


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30メートルほどの細長い敷地には、塚や石仏が立ち並んでいます。


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一つだけやけに新しい石蔵があります。
数年前にたまたま来たときにはたしか無かったはず。
納骨堂?


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首洗の井戸。
実際に使われていました。
今は金網に覆われて、底の様子は伺えません。


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明るいせいもありますが、怖さより歴史的な好奇心が先に来る感じ。


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東京都史跡。


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引いて見るとこんな感じ。
右側は住宅街、左側の茂みの向こうは第一京浜。


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現在5時近く。
朝の散歩している人も見かけるようになりましたし、ここまでか。


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鈴ヶ森刑場跡を管理している大経寺。
モダン。


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京急立会川駅へ向かう途中、いわゆる涙橋がありました。
この橋は処刑者との最後の別れの場であり、ゆえに涙橋という異名で呼ばれました。
立会川という地名もそれを由来とするもの。


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淀んだ小川にかかる小さな橋。
立会川の商店街が近い。


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サギが飛んでいく。


・総評
最寄り駅 京急立会川駅から徒歩10分
心霊現象 処刑者の怨念
怖さ
Max★5
車がガンガン通る横で怖がれというのも無理な話。
ただし、処刑に使われた石台などは見ていてゾクッとするものがあります。
危険度
Max★5
危険な要素は全くもってありません。
オススメ度
Max★5
★★★
歴史好きな人にはおすすめ。
交通の便もいいし、マニアックな東京の名所案内にもいいかも。
備考 旧東海道に面しており、江戸に入る者への一種の示威としての機能もありました。





心霊散歩23区(世田谷・品川)編、以上となります。

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