岩手編：4日目_2

岩手編4日目続き。

前回は、謎オブジェと抜け殻と廃墟
…まで。


ティラピア養魚場とあります。
さらにここが日本発祥だって。



もともとアフリカの魚なのですが、飼育がしやすいため食用として一時期盛んに養殖されました。
が、元々淡水魚をあまり食べないお国柄とか海水魚の養殖が確立したりで現在は廃れています。



廃れるだけならまだいいんですが、逃げ出したのが温帯域や温泉地などで根付いてしまい、外来種問題を起こしています。
ともかく、その始まりの地ということなので見逃す手はない。



どっかで見たような建物に出くわす。



轍がしっかりしていてこの時期でも草一本無いというのは、頻繁に車が通っているということ。
まだ養殖事業をしているんでしょうか。



朽ちたビニールハウス。
中を覗いたらプールっぽい構造。
たぶんこれが養殖場か。



正面に建物が見えます。
人がいる雰囲気がありますが、明らかに放棄された養殖場を前に「すいませーん、ティラピアの養殖にについて聞かせてもらっても…」とか聞く度胸はない。
新聞記者でもライターでもない一旅人なのでここで撤収。



赤ペンキの鳥居。
一周回って素朴な信仰を感じます。



温泉前に戻ってきました。
あとはもう開業まで待つ。



オープン。
ウルシを採ったあとの丸太が飾ってありましたが、これ触っていいやつ？



いい風呂でした。
2時間ほど堪能。



お昼も近いのですが、昨日のこともあるしどうせなら美味しいのが食べたい。
こういったところの食堂はさてどうなのか。



ほほぅ。



まずは軽く餃子とビール。
これ次第でこの後どうするか決めよう。



4個だけかーと思った餃子、皮がもちもちでやたらうまい。
多分これ皮手作り？
これ一個で微妙な餃子一皿以上の満足感。



餃子をもう一皿頼むべきか迷った末にラーメン。
当然のごとくうまい。
参りました。



駅までバスが出てるので、それ待ちとします。
新聞読んで社会情勢を探る。



嫌な予感はしてましたが、降り出しました。
さて今夜の寝床はどうしよう。



バスに揺られて金田一温泉駅。
雨音に囲まれた駅は好きですが、だいたい職質されるので駅寝は避けたい。



いったん二戸までバックして作戦タイム。


岩手編4日目その2、以上です。

次回、無計画の末のキノコラーメン。

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