過去記事
1.伊豆半島編/伊豆諸島編/迷走編/淡路編 2.四国編/九州編/瀬戸内編 3.北陸編/房総編/能登半島編
4.佐渡編/紀伊半島編/渥美・知多半島編 5.伊那編/茨城編/西伊豆編 6.京都再訪/沖縄編/遠野編
7.九州北部編/伊勢志摩編/東青森編 8.福井編/仙台・山形編/南滋賀編
9.富山編/秋田前編/秋田後編/中静岡編 10.岩手編/奥多摩編/東北の西北編 α.沖縄散見
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7.九州北部編/伊勢志摩編/東青森編 8.福井編/仙台・山形編/南滋賀編
9.富山編/秋田前編/秋田後編/中静岡編 10.岩手編/奥多摩編/東北の西北編 α.沖縄散見
紀伊半島編_7~9日目 [旅行記]
紀伊半島編ダイジェスト、7~9日目をお送りします。
※データ・フィルムは消失しておりますので、今回の記事は写真をスキャナーで取り込んだものとなります。
前回は、台風直撃の中、新宮~江住と電車移動。 台風一過の海岸線を歩く
…まで。
7日目
目が覚めて。
何やら南国風味な光景。
出発の準備をしていたところで知り合ったお二人(両脇)。
何でもバイクで日本一周中という、スケールが大きな方々でした。
短時間でしたが意気投合の結果、なんと「中古でよかったらこのテントあげるよ」というありがたいお話となりましたが、私にテントを運ぶ体力が無いため、ご遠慮させていただきました。
職質以外で人と話したのが久しぶりなこともあり、なんとなく元気になりました。
今日も歩きで出発することにします。
しかし、流石にぼちぼち風呂に入りたい。
入道雲を横目に、
海沿いの道を、
水を温存しつつ進みます。
この炎天下のため、文字通り温存。
モノクロだと何が何やらですが、ミカン畑。
さて、どちらへ行ったものか。
ちょっと寄り道したところ、こんな所へ行き着きました。
ニホンザル繁殖地。
なんとなく動物園っぽいのは、元はそうだったからだとか。
人間慣れしているようで、この距離でも特に逃げる様子はありません。
それでは再出発。
エメラルドグリーンな入り江。
「熊野の銘水 → 3キロ」という看板を発見したので、行ってみることにします。
歩くことしばし、なかなか見えてきません。
先日の台風の影響か、少々流れが急です。
大部上流へ来ました。
周辺には「ホタルの棲む川」という看板が。
さて銘水汲み場に着いたはいいのですが、なんと機械化されており、「1分間/100円」で出てくるシステムになっていました。
とりあえず飲んではみるものの、何だかどうも釈然としません。
あちこち寄り道したため、夕暮れも近くなりました。
銭湯がある最寄りの町、田辺へ電車移動し、タウンページの住所を元に3件ほど当たりますが、一向に見つかりません。
しびれを切らして交番で聞いたところ、ほとんど閉店しているとのこと。
絶望感と徒労感がないまぜになった感情のまま、適当なベンチで横になります。
不毛。
8日目
翌朝、鳩に餌をやりに来た老人。
しばし、他愛もない話などを。
軽食・フレンドリー弁慶。
今は残念ながら閉店してしまっているそうです。
そのあまりにあまりな店名ゆえ、他のブログでも突っ込んでいる方々が沢山おりました。
田辺からしばし電車移動の後、適当な駅で下車。
途中見つけたカエル橋。
何やら、知る人ぞ知る迷スポットの様です。
鉄塔を仰ぐ。
御坊火力発電所。
発電所脇の公園にて。
枝が折れ、葉が散り、台風の跡を残す林道。
神社の石段。
このころは狛犬フェチ発症前なので、狛犬の写真はありません。
裏道ばかりを歩いていたら、どうやら道に迷ってしまったようです。
延々歩いているうちに、日も落ち、仕方なく寝場所探しを始めます。
明かりも無い上、藪の中で何かがガサガサ動いている海岸沿いの道を、2時間ほど歩き見つけたベンチ。
海風のお陰で蚊が寄ってきません。
…と油断して蚊取り線香を焚かずにいたところ、明け方の凪に乗じて総攻撃が来ました。
慌てて荷物をまとめ、出発します。
9日目
色々省いて、和歌山市に到着。
和歌山ラーメンが安くて(400円台)美味しかった(醤油系?)だったので、昼夜といただきました。
いやに肉感的な佐川急便の飛脚。
あちこち行ってますが、このマークを見たのは後にも先にもここだけ。
和歌山市内の夕日。
予算的にはもうちょっとだけ行けそうですが、さてどこへ向かったものか。
今夜の寝床。
和歌山市内からしばし戻って(南下して)、海南の和歌山県立自然博物館へ向かいました。
着いたころには閉館時間となっていたので、翌朝の開館を待つため、博物館近くの公園にて就寝。
寝心地は、可もなく不可もなくといった感じ。
なお、海南にて念願の入浴を果たしました。
紀伊半島編7~9日目、以上となります。
次回、完結編。
フリーマーケット 月刊放浪書房1月号のお知らせ
”古本フリマ”
『月刊放浪書房 1月号』
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日本で唯一(多分)の”人力移動式の旅本専門店”『放浪書房』と愉快な仲間達が月に一度開催している「古本」×「手作り雑貨」の店頭マーケットです!
色んな人の手を渡って”旅”をしてきた「古本」と、二度と同じ物は出来ない世界に一つだけの「手作り雑貨」が出会ったら…きっと面白いコトになるはず!
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(開催日)… 1月31日(日曜日)
(時間)…12:00~18:00
(場所)…JR津田沼駅北口より徒歩3分。古着屋「ガレージセール」店頭にて
今月号の特集!
☆『物々交換本棚コーナー』
”あなたの読んだ「その本」と「この本」交換しようそうしよう!
どんどん交換して、あなたの手から次の人に愛すべき本達を旅立たせよう!”
☆『福本袋』プレゼント!
”マーケットでお買い上げの方全員に「どんな本が出るかは貴方次第!?」の特製福袋ならぬ「福本袋」をプレゼント!
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掘り出し物、掘り出し本、運命の一品、運命の一冊が貴方を待っています!
『津田沼初!?の古本フリマ』に是非遊びに来て下さい!
※先月号の模様はこちらをご覧下さい↓
http://horoshobo.com/wp/wp-content/uploads/2010/01/SBSH08321.JPG
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ではでは。
関連記事:
紀伊半島編_1~3日目
紀伊半島編_4~6日目
紀伊半島編_7~9日目 ←Now!
紀伊半島編_10~11日目
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目が覚めて。
何やら南国風味な光景。
出発の準備をしていたところで知り合ったお二人(両脇)。
何でもバイクで日本一周中という、スケールが大きな方々でした。
短時間でしたが意気投合の結果、なんと「中古でよかったらこのテントあげるよ」というありがたいお話となりましたが、私にテントを運ぶ体力が無いため、ご遠慮させていただきました。
職質以外で人と話したのが久しぶりなこともあり、なんとなく元気になりました。
今日も歩きで出発することにします。
しかし、流石にぼちぼち風呂に入りたい。
入道雲を横目に、
海沿いの道を、
水を温存しつつ進みます。
この炎天下のため、文字通り温存。
モノクロだと何が何やらですが、ミカン畑。
さて、どちらへ行ったものか。
ちょっと寄り道したところ、こんな所へ行き着きました。
ニホンザル繁殖地。
なんとなく動物園っぽいのは、元はそうだったからだとか。
人間慣れしているようで、この距離でも特に逃げる様子はありません。
それでは再出発。
エメラルドグリーンな入り江。
「熊野の銘水 → 3キロ」という看板を発見したので、行ってみることにします。
歩くことしばし、なかなか見えてきません。
先日の台風の影響か、少々流れが急です。
大部上流へ来ました。
周辺には「ホタルの棲む川」という看板が。
さて銘水汲み場に着いたはいいのですが、なんと機械化されており、「1分間/100円」で出てくるシステムになっていました。
とりあえず飲んではみるものの、何だかどうも釈然としません。
あちこち寄り道したため、夕暮れも近くなりました。
銭湯がある最寄りの町、田辺へ電車移動し、タウンページの住所を元に3件ほど当たりますが、一向に見つかりません。
しびれを切らして交番で聞いたところ、ほとんど閉店しているとのこと。
絶望感と徒労感がないまぜになった感情のまま、適当なベンチで横になります。
不毛。
8日目
翌朝、鳩に餌をやりに来た老人。
しばし、他愛もない話などを。
軽食・フレンドリー弁慶。
今は残念ながら閉店してしまっているそうです。
そのあまりにあまりな店名ゆえ、他のブログでも突っ込んでいる方々が沢山おりました。
田辺からしばし電車移動の後、適当な駅で下車。
途中見つけたカエル橋。
何やら、知る人ぞ知る迷スポットの様です。
鉄塔を仰ぐ。
御坊火力発電所。
発電所脇の公園にて。
枝が折れ、葉が散り、台風の跡を残す林道。
神社の石段。
このころは狛犬フェチ発症前なので、狛犬の写真はありません。
裏道ばかりを歩いていたら、どうやら道に迷ってしまったようです。
延々歩いているうちに、日も落ち、仕方なく寝場所探しを始めます。
明かりも無い上、藪の中で何かがガサガサ動いている海岸沿いの道を、2時間ほど歩き見つけたベンチ。
海風のお陰で蚊が寄ってきません。
…と油断して蚊取り線香を焚かずにいたところ、明け方の凪に乗じて総攻撃が来ました。
慌てて荷物をまとめ、出発します。
9日目
色々省いて、和歌山市に到着。
和歌山ラーメンが安くて(400円台)美味しかった(醤油系?)だったので、昼夜といただきました。
いやに肉感的な佐川急便の飛脚。
あちこち行ってますが、このマークを見たのは後にも先にもここだけ。
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今夜の寝床。
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着いたころには閉館時間となっていたので、翌朝の開館を待つため、博物館近くの公園にて就寝。
寝心地は、可もなく不可もなくといった感じ。
なお、海南にて念願の入浴を果たしました。
紀伊半島編7~9日目、以上となります。
次回、完結編。
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日本で唯一(多分)の”人力移動式の旅本専門店”『放浪書房』と愉快な仲間達が月に一度開催している「古本」×「手作り雑貨」の店頭マーケットです!
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(開催日)… 1月31日(日曜日)
(時間)…12:00~18:00
(場所)…JR津田沼駅北口より徒歩3分。古着屋「ガレージセール」店頭にて
今月号の特集!
☆『物々交換本棚コーナー』
”あなたの読んだ「その本」と「この本」交換しようそうしよう!
どんどん交換して、あなたの手から次の人に愛すべき本達を旅立たせよう!”
☆『福本袋』プレゼント!
”マーケットでお買い上げの方全員に「どんな本が出るかは貴方次第!?」の特製福袋ならぬ「福本袋」をプレゼント!
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掘り出し物、掘り出し本、運命の一品、運命の一冊が貴方を待っています!
『津田沼初!?の古本フリマ』に是非遊びに来て下さい!
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ぐるり気ままな一人旅!”最高の贅沢ですね。
400nice!到達おめでとう御座います。
これからも楽しい記事を期待してま~~す。
by 旅爺さん (2010-01-08 09:53)
今年も宜しくお願いします。
佐川急便のめずらしいマークが気に入りました。(笑)
全国展開してもよさそうなデザインと思うのは私だけでしょうか。
by Around50 (2010-01-09 07:45)
> 旅爺さん 様
返事が遅れましてすいません。
ぐるり気ままに、今後もやっていこうと思います。
> Around50 様
佐川急便マーク、お気に入られたようでなによりです。
ちょっと調べたところ、結構レアなモノらしく、一部では金太郎マークと呼ばれているんだとか。
by IZFU (2010-01-12 07:47)
でもよく歩きましたね。
江住.すさみ.椿、名水.田辺.印南の蛙(帰る)橋.御坊.海南.和歌山市、う~ん若くないと出来ないね。次ぎはどこえ向かうのだろう。
私は最後から4枚目の写真の近く300~400m のところです。
by enosan (2010-01-12 11:40)
> enosan 様
なんとなんと、ニアミスだったのですね(6年前ですが…)。
紀伊半島編、和歌山の象徴とも言える場所で〆となります。
ご期待ください。
by IZFU (2010-01-12 21:40)
はじめまして、たくさんのナイスありがとうございます。
いろいろな所を旅していらっしゃるようで、羨ましいです(^^)。
「フレンドリー弁慶」とはインパクトのある名前ですね。
見かけたら絶対忘れない気がします。
自己画像のメトロン星人、可愛いですね(^^)。
ナイスをつけて頂いた記事から察すると、
「諸星大二郎」がお好きだと思うのですが、
ホラー映画は苦手とのことで、意外でした。
スプラッタ系が苦手なのでしょうか?(諸星大二郎はホラーも書くので)。
これからも、いろいろな所をめぐる旅楽しんでくださいませ(^^)。
by choko (2010-01-13 19:02)
> choko 様
コメントありがとうございます。
お察しの通り、諸星大二郎のファンをやっております。
旅をしながら、神社を巡ったり、野宿しながら「あんとく様」の一つでも見かけないかな~などと考えていたり。
それでいてホラー映画はほとんど苦手なのですが、どうやら活字・漫画はOKで、映像になるととことんダメみたいです(SAWを見て死にかけました)。
今後ともよろしくお願い致します。
by IZFU (2010-01-14 08:11)