伊那編_2日目_1

伊那編2日目、朝が来ました。

前回は、野宿の日を祝うために野宿野郎本隊と高遠で合流。飲んで語って眠りにつく
…まで。



こちらが昨夜の寝場所兼宴会場、高遠閣。
なんと、有形文化財だそうで。
水道とトイレが近くにあり、かなりの良物件。
さすがは野宿野郎といったところです。



現在地をもう少し詳しく説明しますと、高遠城址公園という、高台の上にある公園内。
右はそのうちアップ予定の茨城編にも登場する、マイ折りたたみ自転車。
通販で買った安物の上に茨城で酷使しすぎたのか、アチコチにガタが来ています。



みんなで朝食。
私はこういった調理器具は重いため持ち歩かないのですが、写真のような暖かいご飯が食べられるのは大きいな、と実感。
ちなみにコレは、ナスとトマトとレンズ豆に、昨夜の残りのスナック菓子等を隠し味に投入した煮込み料理。



葉の裏にとまるヤママユガ。
昨晩も大発生していました。



後述しますが、野宿野郎本隊が今回の野宿の日を高遠に選んだのは、高遠で開かれるミニコミ誌関連のイベントに参加するためだそうで。
イベントに出店するために先行して出発した編集長を見送り、野宿野郎一行（シュラフマンさん・伝道師さん・隊長さん）の三人と高遠城址の散策へ。



太鼓櫓。



ものすごい嗅覚で東屋を発見する野宿野郎一行。
この東屋を巡り、「照明があるのはいい」、「でもトイレ・水道が遠いのはちょっと」といった、通な会話が繰り広げられました。



早速寝心地を確認するシュラフマンさん。
私も寝てみましたが、木製ベンチで屋根があることを考えれば、70点は下らない寝場所です。



一個だけやけに傾いてたベンチがありましたが、逆に、向かって左側で眠れば、寝ぼけて転がり落ちることは無さそう。



一周して高遠閣に戻ってきました。
昨夜の参加者の方が言っていたのですが、どうやらここでとあるカードゲームの大会があるそうで、その方もそちらへ参加する予定だとか。
せっかくですし、顔を出してみることにします。



高遠閣二階の大広間。
ここが会場の模様。



こちらが今大会のカードゲーム、ロッカ・シュピーゲル。
説明が難しいのですが、トランプの手札に意味付けを増やして、一味ひねった神経衰弱・大富豪などのゲームが楽しめるという、なかなか興味深いもの。



参加は自由とのことでしたので、早速遊ばせていただきました。
写真は、いわゆるロッカ版大富豪。
基本は大富豪なのですが、カードが六角形のため、出せる色や数字に制約と戦略性が加わり、じっくり遊べる仕様に。



見づらいですが、本を型どったデザインとなっています。
他にも、遊び方に合わせた色々なデザインのものが。



さて、そろそろ編集長の様子でも見に行きますか。
ロッカ、なかなかに楽しめました。



自転車で一足早く高遠市内へ。
こちら、温泉が出ているんだとか。



市内はお祭りムード。
色々な出店が出ています。



ひょうたんの屋台。



独特な絵柄と、それ以上に独特な芸風のマンガ家、しりあがり寿さんのイベントだそうです。



今回野宿野郎がここ高遠に来たのは、こちらのイベント、「高遠ブックフェスティバル」の企画の一つ、図書館の一室を使った各地のミニコミ誌即売会に出店するためでした。
色々と面白そうな本がありましたので、何冊か買っていこうかとも思いましたが、野宿野郎一行は今夜も高遠で野宿するとの話を聞き、どうせなら今夜も野宿にお邪魔して、荷物になる本は明日買って帰ろう…と、大まかな予定を立案。



ハンモック。
今晩の野宿において、シュラフマンさんがコレを使った大技を魅せてくれるのですが、その辺りはおいおい。



それでは早速、この辺りの散策をしてきます。
ここから単独行動に。



特にコメントはありません。



水場に寄ってきたキイロスズメバチ。



ひとまず、伊那方面へ行ってみることにします。
場合によって駅に自転車を置いて、飯田線に乗るのもアリかも。



走行中、頭を歩道にはみ出した薮がかすった際、何かが頭に乗っかった感触が。
…動いてる！？
恐る恐る、手で確認してみたところ…君か。



庚申塚。
これから先、結構な数を目にすることになります。



渓谷に掛かる橋。
特に渡る必要は無いのですが、昨夜気付かなかったのと、眺めが良さそうだったので、寄り道。



伊那方面。
絶景かな絶景かな。



結構な高さです。



今回の旅のマスコット、グドン君。



とある民家の庭先にて。


次回、迷走と昼寝と神社。


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