東青森編：7日目_4

7日目ラスト。

前回は、屋台の馬肉と極彩色に圧倒
…まで。


雨が降ってきました。
山車がビニールで覆われる。



天狗が歩く。



足元はちゃんと一本下駄です。



やたらと完成度が高いヘイケガニ。



こちらは金のムカデ。
甲斐武田の鉱山の象徴だそうです。



この辺りから急に荷物を重く感じ始めました。
山車に脳が圧倒されたところに、昨日あまり眠れていなかったのが効いてきたようです。



山車も引き上げ始めました。
ここでの野宿も考えましたが、祭りでにぎわっていることを考えると、他をあたった方がよさそうです。



バスの乗り合い所へどうにかたどり着き、そこで2時間ほど眠りに落ちる。



バスに揺られて八戸到着。



寝場所探し中。
今夜は屋根が欲しい。



なぜなら今夜は雨の予報。



西から広がる雲が八戸を覆う。
中々いいところが見つからず焦る。



豪雨の中を延々歩く事2時間、やっと見つけた狭くて短いベンチ。
正面が小学校なのが少々気がかり（明日は平日）。
近くに銭湯もあるそうなので、この際贅沢は言ってられません。



「突然で申し訳ありませんが、ボイラー故障のため本日で閉店することとなりました。」



色々嫌になったので、かなり引き返すことになりましたが駅前の大きい温泉で気の済むまで暖まる。



風呂上がり。
メタボ弁。
雨は止んでいません。



一つ思いついたので、三戸まで電車移動。



三戸駅は待合図書館が充実していました。



恩田陸や船戸与一の中に米軍サバイバル・マニュアルが並ぶ。



右からガンダムSEED、森鴎外、椎名誠。
写真は撮り忘れましたが、某宗教の勧誘マニュアル本のようなものもありました。



ハードカバーも手堅く抑えています。
ややホラーよりか。



極めつけはブリタニカ国際大百科事典。
誰が読むんだ。



少々後ろ髪を引かれますが、今夜の寝床へ向かいます。
そんなわけで道の駅さんのへへ。



案の定、屋根があるベンチを確保できました。
コンビニが隣接しているのも素晴らしい。



今夜の寝床。
道の駅さんのへのベンチ。
少々冷え込みましたが、寝袋にくるまれば快適。


東青森編7日目、以上です。

次回、東青森編のラスト。

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