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7.九州北部編/伊勢志摩編/東青森編 8.福井編/仙台・山形編/南滋賀編
9.富山編/秋田前編/秋田後編/中静岡編 10.岩手編/奥多摩編/東北の西北編 α.沖縄散見
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東北の西北編:8日目_2 / 心霊散歩 青森番外編:杉沢村 [旅行記]
東北の西北編、8日目その2。
前回は、レンタサイクルで青森を発つ
…まで。
■杉沢村
・解説
かつて青森県内にあったとされる村落。
昭和のはじめごろに一人の村人が発狂、一晩のうちに村人全員を殺害し、村は地図から消えた…という伝説があります。
ここではないか、と噂されている地はいくつかありますが、今回はその中でも最もメジャーな八甲田山に近い地点へと来訪。
青森市内から電動自転車を漕ぐこと2時間少々。
目印は、2本の杉の前に立つ白木の鳥居。
鳥居の横から砂利道が続く。
少し進むと右の太い道と左の細い道に分岐。
右は明らかに轍の跡。
普通に考えれば左ですし私も左が正解だと思うのですが、だからこそ先に潰しておこうと右へ。
ダンプと思われる太いタイヤの跡と山になった土。
おそらく地元の工事業者の土砂捨場かなにか。
では、左の道へ。
砂利でガッタガタなので自転車で進めるのはここまで。
とは言えこの道も草の生え具合からして、車がそこそこ頻繁に通ってるっぽい。
小屋の屋根が見えます。
さては廃屋かと思って近づいたら林業の業者の建物でした。
なーんだ。
透き通った水たまり。
オタマジャクシがチョロチョロと泳ぐ。
道はさらに続く。
引き続き車が通った跡がありますが、これは林業の車なのか。
どうもさっきから薄気味悪い。
この先、道は林の中へ。
ここまで来たら納得行くまで進むしか、ないかー。
杉林なのでクマが出そうにないのは救いかな。
恐る恐る進んだ先に、植え込みのようにコンクリートで四角く区切られた植木の枠が。
明らかに人工物ですが、なんだってこんな山の中に。
また分岐。
今度は細い左の方へ。
開けた場所に出ましたが道はほぼ消えつつあります。
広場の奥には道の跡らしきものが。
蚊がひどいですが仕方ない。
行き止まり。
茂みになっていて進むには少々無茶と覚悟が必要。
いったん引き返して右の道を探索してから考えます。
右の道。
正面、なにか積まれてある。
タイヤ。
立ち入るな、ということか。
でも立入禁止って書いてないよね。
なので奥へ進ませていただきます。
なにか見えてきた。
民家…というよりは倉庫に見えます。
サッシなどから判断するに、昭和初期の建物には見えない。
おそらく農業倉庫?
いくつか廃材の山もありましたが、村落と呼べるだけの家の量としては少ない。
あと不法投棄っぽい粗大ごみ。
こんなもんかーと思いつつ引き返す道すがら、先程の植木の枠のところになにかあるのを発見。
さっきは見落としたか。
地面に直に刺さった卒塔婆、コンクリブロックを遣った献花台。
どなたかの墓と思われます。
お供え物や花の状態からして前の参拝から2週間は経ってない様子。
これは…一体?
結論からいうと、ここに杉沢村があったことは証明できませんでした。
タイヤや謎の墓などもやもやは残りますが今回はここまで。
鳥居の奥にある石碑。
「猿田彦大神」とあります。
猿田彦が祀られた時代の庚申信仰は農村が主体だったので、かつて周辺に村があったのは確かなはず。
・総評
東北の西北編8日目その2、以上です。
次回、山の秘湯へ。
前回は、レンタサイクルで青森を発つ
…まで。
■杉沢村
・解説
かつて青森県内にあったとされる村落。
昭和のはじめごろに一人の村人が発狂、一晩のうちに村人全員を殺害し、村は地図から消えた…という伝説があります。
ここではないか、と噂されている地はいくつかありますが、今回はその中でも最もメジャーな八甲田山に近い地点へと来訪。
青森市内から電動自転車を漕ぐこと2時間少々。
目印は、2本の杉の前に立つ白木の鳥居。
鳥居の横から砂利道が続く。
少し進むと右の太い道と左の細い道に分岐。
右は明らかに轍の跡。
普通に考えれば左ですし私も左が正解だと思うのですが、だからこそ先に潰しておこうと右へ。
ダンプと思われる太いタイヤの跡と山になった土。
おそらく地元の工事業者の土砂捨場かなにか。
では、左の道へ。
砂利でガッタガタなので自転車で進めるのはここまで。
とは言えこの道も草の生え具合からして、車がそこそこ頻繁に通ってるっぽい。
小屋の屋根が見えます。
さては廃屋かと思って近づいたら林業の業者の建物でした。
なーんだ。
透き通った水たまり。
オタマジャクシがチョロチョロと泳ぐ。
道はさらに続く。
引き続き車が通った跡がありますが、これは林業の車なのか。
どうもさっきから薄気味悪い。
この先、道は林の中へ。
ここまで来たら納得行くまで進むしか、ないかー。
杉林なのでクマが出そうにないのは救いかな。
恐る恐る進んだ先に、植え込みのようにコンクリートで四角く区切られた植木の枠が。
明らかに人工物ですが、なんだってこんな山の中に。
また分岐。
今度は細い左の方へ。
開けた場所に出ましたが道はほぼ消えつつあります。
広場の奥には道の跡らしきものが。
蚊がひどいですが仕方ない。
行き止まり。
茂みになっていて進むには少々無茶と覚悟が必要。
いったん引き返して右の道を探索してから考えます。
右の道。
正面、なにか積まれてある。
タイヤ。
立ち入るな、ということか。
でも立入禁止って書いてないよね。
なので奥へ進ませていただきます。
なにか見えてきた。
民家…というよりは倉庫に見えます。
サッシなどから判断するに、昭和初期の建物には見えない。
おそらく農業倉庫?
いくつか廃材の山もありましたが、村落と呼べるだけの家の量としては少ない。
あと不法投棄っぽい粗大ごみ。
こんなもんかーと思いつつ引き返す道すがら、先程の植木の枠のところになにかあるのを発見。
さっきは見落としたか。
地面に直に刺さった卒塔婆、コンクリブロックを遣った献花台。
どなたかの墓と思われます。
お供え物や花の状態からして前の参拝から2週間は経ってない様子。
これは…一体?
結論からいうと、ここに杉沢村があったことは証明できませんでした。
タイヤや謎の墓などもやもやは残りますが今回はここまで。
鳥居の奥にある石碑。
「猿田彦大神」とあります。
猿田彦が祀られた時代の庚申信仰は農村が主体だったので、かつて周辺に村があったのは確かなはず。
・総評
最寄り駅 | 青森駅から徒歩4時間 |
心霊現象 | 一晩で消えた村 心霊現象としては特になし |
怖さ Max★5 |
★★★ |
不気味なオブジェクトがあちこちに。 日中で星3つなので、正直夜行かなくてよかった。 |
危険度 Max★5 |
★★★★ |
人気が無い山の中。 野生動物はもちろん、不法投棄のヤバ気な業者とは会いたくない。 |
|
オススメ度 Max★5 |
★★★ |
車でも使わないとアクセスは厳しい。 着いたら着いたで車も進める限度があるし。 |
|
備考 | 鳥居から道路挟んだ向かいがトウモロコシ畑なのは神秘性がなくなるのでここだけの秘密。 |
東北の西北編8日目その2、以上です。
次回、山の秘湯へ。
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